みなさん、こんにちは!
小田原の
家族信託・不動産・相続専門行政書士
長尾影正です。
あるご家族の相談事例です。
●父(81歳)の願い
自分の父の相続のときに兄弟間で揉めてとても苦労した。
長女・長男・次女の3人の子供たちにはそのような思いをさせたくない。
●長男(51歳)の不安
父母が高齢になってきた。
病気になったり認知症になって意思判断能力がなくなると、預金をおろせなくなったり自宅などの不動産の売却ができなくなってしまうので、今後のことが心配。
●家族会議
家族全員が集まって話し合い、父は自分が死んだら財産を長男に引き継いで欲しいことをお子さんたちに伝えました。
長女・次女はこれまで父が頑張ってきた姿を見てきたので快く受け入れてくれました。
また、長男は、父母の体調が悪化して自分たちで財産の管理ができなくなるのを心配していることを伝えました。
●対策
家族信託をして、今後の父母の財産の管理を長男が行うようにして、将来、父が亡くなったとき財産は長男に遺すようにしました。
●父の喜び
家族が自分の想いを受け入れてくれて大喜び!
家族信託の契約が無事に完了し、その日は孫のバイト先で家族で焼き肉!