みなさん、こんにちは。
家族の負担を軽くする!
家族信託・不動産・相続専門行政書士
長尾影正です。
60歳代のご長男は神奈川県内在住。
80歳代のお母様は
鹿児島県内の高齢者施設に入所しています。
ご長男は月に一度
鹿児島に行きお母様のところに顔を出していました。
そして、毎回大変だったのが
お母様の各種の支払い手続き。
最近は銀行の本人確認が厳しいため
お母様を銀行に連れていかなくてはなりません。
毎回、車いすのお母様を介護タクシーに乗せて
一緒に銀行に行っていたのです。
お母様を銀行に連れて行くのは大変だし
今後、お母様の体調が悪くなって
銀行に連れていけなくなったら心配です。
どうにかならないかと思い
ご長男が色々と調べて
『はじめての家族信託』
という本を読んで私のところに相談にいらっしゃいました。
そして、家族信託を行うことにしました。
お母様とご長男が
家族信託の契約を結び
お母様の財産をご長男が預かって管理をします。
家族信託をしておけば
いちいちお母様が銀行に行かなくても済みますし
万が一、お母様の体調が悪くなったり
認知症で判断能力が低下しても
ご長男が財産の管理をしているので
問題ありません。
お母様やご長男のご希望をお聞きし
ご家族の状況や財産内容を確認したうえで、
私が家族信託の契約書案を作成します。
そして、鹿児島の公証役場で締結しました。
その後、神奈川に戻り
家族信託用の管理口座を開設し
お母様の預金を移動しました。
家族信託の契約を結んでいるので
贈与ではなく
お母様の財産を移すことができるのです。
これで、ひと安心。
お母様とご長男にとても喜んでいただき
私もとても嬉しいです!